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『THE TOWER OF DRUAGA -ドルアーガの塔-』(1984年)

THE TOWER OF DRUAGA今とは別の時間、今とは別の世界の物語――。『ドルアーガオンライン』に冠せられている“ドルアーガ”は、ナムコが1984年7月に発表したアーケード・ゲームから始まる一連のシリーズであることを表わす。今回は『ドルアーガ』シリーズの1作目『ドルアーガの塔』を紹介しよう。



捕らわれの恋人を助けるため、ギルの戦いが始まる

THE TOWER OF DRUAGA宝箱を拾うギル主人公は黄金の騎士・ギル(ギルガメッシュ)。ドルアーガの塔にとらわれた恋人・カイを救うため、アヌ神から授かった“勇気を力に変える黄金の鎧”を身にまとい、60階建てのドルアーガの塔に挑む。
基本的なルールは「敵と戦いながら各フロアにある鍵を拾い、次のフロアへの扉を目指す」というシンプルなものだが、各フロアには宝箱が隠されており、宝を手にすることでギルがパワーアップする。


宝箱の出し方は・・・口コミで広がる攻略法

この宝箱の出現方法が『ドルアーガの塔』のキモで、たとえば1Fは「グリーンスライムを3匹倒す」と壁を壊せる「カッパーマトック」が手に入る。2Fでは「ブラックスライムを2匹倒す」と移動速度がアップする「ジェットブーツ」。跳んで6Fでは「最上段の壁に触って下に行く」とゴースト(敵)が見えるようになる「キャンドル」が手に入る……という具合。今の言葉でいうと60Fまである各フロアがミッションクリア型のアクションRPGになっている、という感じだろうか。もちろん当時のゲームにはそんな概念が存在せず、このあまりにも斬新なシステムに当時のプレイヤーたちは熱狂。インターネットはおろか、ゲームの攻略本もほとんど存在しなかった時代のこと、口コミだけを頼りに宝の出し方が解明されていった。


さまざまなアイテム

レバーとボタン、1つずつで操作する黄金の騎士

THE TOWER OF DRUAGAギルの操作方法は1レバー+1ボタン。4方向レバーで上下左右に移動、ボタンは剣の使用で、押しっぱなしにしている間、ギルは剣を抜く。普段、ギルは正面に対して盾を構えており、魔法使いやゴーストの呪文を防御することができるのだが、剣を抜いている間は盾が左を向き、この間も呪文の防御は有効だ。
各フロアには制限時間が設定されており、画面右下に表示されている「TIME」がゼロになるまでに鍵を取り、宝箱を拾い、ドアを目指す。「TIME」がゼロになるか、敵や呪文に接触すると1ミスとなる。



ファンタジーゲームの基礎を作ったモンスター達

多彩な敵ギルの行く手を阻む敵もバラエティ豊か。RPGではおなじみのスライム、ナイト、魔法使い。魔法使いが亡霊となったゴースト、時間切れ直前に登場するウィル・オー・ウィスプ、全身から触手を生やしたローパー、ゲーム中最強、炎を吹くドラゴン。今ではすっかり当たり前となったこれらの敵も、1984年当時、特にアーケード・ゲームでは珍しいものだった。


さまざまなアイテム



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