INSIDE OF DRUAGA

開発者日記


『ドルアーガオンライン』プロデューサー:かわうそ


うちのお袋は生前、正月になると必ず数の子を出しました。
子孫繁栄の縁起物ということらしいですが、美味い!と思って食ったことってないんですよね。(ちなみに、数の子はニシンの卵です)
自分はガチャ歯で、かみ合わせが悪く、あのように細かいものが良く噛めないんです。
だから、1粒1粒が噛み砕けるわけじゃないので、もしかしたらちゃんと噛めれば美味いのかな?
要は玉子で言うところの殻のまま食ってるようなもんだもんね。
自分の中で美味いもの。と言うのはそれをおかずに銀シャリが美味いかどうか。が基準だったりします。
なので、あまり味のない数の子とか、おでんのようなものは、おかずになり得ないのです(別におでんが嫌いなわけではありませんが、米を食うおかずとしては認めない。ということです)。
だから大人になった今でもカレーライスとか大好き。
丼物も大好きだったりします(丼は日本の誇れる食い物だと思いません?)。
だからといって、毎日丼物というわけにもいかず、新しい嗜好も必要になってくるわけです。


さて、ゼオバルガと言うロボットが今回出てきます。
生粋のドルアーガファンの方には「なんだこれ?」な奴だと思います。
ワルキューレがいるだけでも「ふざけんな!」なんでしょ?(いえ、別の意味で「それはそれで良い…」と思っている方も大勢いると思いますが)
でも、今回作ろうと思っていたのは「リメイクではない」と言うものです。
確かに自分の心の中にもオールドドルアーガは大きな存在として残っています。
それを忠実に再現する表現方法もあったかといえばありました。
でもそれは可能性を狭める方向になってしまう可能性もあります(日本語変?)。
あれから20年、その間に新たにゲームの世界に入ってきた人もたくさんいるでしょう。
実はドルアーガのバックストーリーとか良く知らない。と言う人もいるでしょう。
そのような情勢の変化の中で、より広い間口で多くの方に遊んでいただける可能性を模索して、今回ワルキューレとゼオバルガを入れてみました。


ゼオバルガはロボットです。
古代文明が残したロボットで、どこかで似たような設定があることは重々承知ですが、あえて使わせていただきました(宮○先生すいません)
最初のころは、バキュラとかエンキドゥとか呼ばれていました。
彼はからだの各パーツを取り替えることができます。
男の夢であるドリルと無限軌道(すいません、俺だけですか?)を装着することも出来ます。
どんどん取り替えていくと、原型をとどめなくなり、初めてあった人に敵と見まちがわれます。
彼は他のキャラに比べると大きいです。
ゼオバルガ3体+カイとかのパーティーだとカイが隠れて見えません。
でも、バリバリにフォースとか出すと、画面の中がもう何がなんやらで、面白いです。
非常に攻撃能力が高くなるので、硬い敵には役立ちます。
でも足が遅かったり、操作にやや難点があるなど、良いところばっかりではありません。
おそらく、ドルアーガのゲームだから。と言う理由で、見ず知らずのこのキャラクターをファーストキャラとして選択する人は少ないかもしれません。
でも、このゲームは4人のキャラが、違うストーリーで進んで行きます。
目的は同じなのですが、ストーリーは違ったものが用意されています。
是非、ファーストキャラでゲームをクリアしたなら、他のキャラクターでも遊んでみてください。
そいつの背景が見えると、そいつのことをちょっと違う目で見られるかもしれません。


知っているキャラで遊ぶのはもちろん大歓迎ですが、知らない娘にも声をかけてみる勇気(?)で違った楽しみを見つけることが出来るかもしれません。
同じおかずばっかりではなく、たまには違ったものを食べてみるのも新鮮ですよね。


と傍らのペットボトルの水に手を伸ばす。 次回はちょっと複雑?ゲームの進め方についてです。


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